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救急搬送の対応も 通信障害で通話利用しづらい状況続く

通信大手KDDIの全国的な通信障害で県内では現在も音声通話が利用しづらい状況が続いていて、影響は救急搬送などにも広がっています。

通信障害の発生から丸2日以上が経過しKDDIは復旧作業を終えデータ通信は回復したものの、依然、音声通話が利用しづらい状況が続いていると説明しています。

各地の消防によりますと一部の救急車にau回線の携帯電話が搭載されているため現在も救急患者を運ぶ際、病院との連絡はポンプ車などからの代用や私物の電話で対応し、救急対応に影響が出ないよう努めているということです。

また県の新型コロナの対応にも波及し感染の通知や健康観察、感染者への配食サービスが利用できない人が出ているほか、重症化リスクのある人と直接連絡が取れないケースがあり、県は一刻も早く通信障害が回復して欲しいと話しています。

KDDIの通信事業を担う沖縄セルラー電話は携帯電話サービスの契約数で県内の5割以上のシェアを持っていて、県内の通信障害の状況を確認できしだい詳細を発表するとしています。

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