嘉手納基地　住宅地に近い駐機場に大規模格納庫

アメリカ軍が住宅地に近い嘉手納基地の駐機場に大規模な格納庫の建設を計画していることがわかり、嘉手納町は騒音や悪臭の被害が悪化する恐れがあるとして計画の撤回を求めています。

嘉手納町によりますと今年５月アメリカ軍からパパループと呼ばれる駐機場に、高さ３０メートルの格納庫を整備する計画が伝えられました。

パパループは基地の外の住宅地に隣接していて、航空機のエンジン調整による騒音やそれに伴う悪臭が問題となり嘉手納町が使用を中止するよう求めていました。

格納庫が建設されれば航空機が頻繁に行き来し基地被害が悪化することが懸念されることから、嘉手納町は計画の撤回を求め近くアメリカ軍に要請することにしています。