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新型コロナ感染急拡大 県立中部病院が21日から救急受け入れを一部制限
新型コロナウイルスの感染急拡大で休業せざるをえない医療従事者も急増し県立中部病院では21日から救急の受け入れを一部制限しています。
県内の重点医療機関では、新型コロナに感染したり濃厚接触者となったりして休業を余儀なくされた医療従事者がきのう時点で939人に上り過去最多となっています。
県立中部病院では医師や看護師の欠勤の増加でこれまでの救急医療が維持できなくなったとして、21日から入院の必要がない軽症者を対象にした一次救急を来月末まで停止しました。
救急搬送や紹介状がある場合を除き来院しても重症と判断されなければ診察は受けられません。
▽救急を訪れた男性
『救急で何かあった場合やってほしいというのはあるけれども、5000人超えているから少ししょうがない気持ちもあるけど、やっぱり救急の時は困る』
県立中部病院では一般外来についても25日から来月末まで停止します。
ところで、入院先が決まるまで一時的に酸素投与などが受けられる入院待機ステーションで患者1人が亡くなっていたことがわかりました。
施設での死亡例は今回が初めてで、県は保健所の調査などを踏まえ詳細を公表することにしています。
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