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日曜・祝日の発熱外来対応開始 感染者急増の沖縄県 検査キット在庫に不安も
新型コロナの感染拡大による医療崩壊を防ぐため一部の診療所やクリニックでは24日から日曜日や祝日の発熱外来を開設しています。
県内は連日5000人を超える新規感染者が確認され県は医療提供体制を守る観点から地域の医療機関に協力金を支給し日曜日や祝日の発熱外来の対応を呼びかけています。
▽永田裕介記者
「こちらのクリニックでは、今日から始まる日曜日の臨時診療に向けて、準備が進んでいます」
浦添市の名嘉村クリニックでは県民の不安を払拭したいと、24日から臨時の診療を開始しました。
事前の予約なしで風邪などの症状がある高校生以上の患者を診察し必要に応じて抗原検査などを行っているほか症状が重い場合などは重点医療機関へ案内しています。
診療開始前から多くの人が詰めかけたため当初の予定を切り上げ午前中で受け付けを終了しました。
▽名嘉村クリニック・名嘉村敬副院長
「(急性期病院や社会福祉施設の)そこの仲間たちがかなりつらい状況、大変な状況にある、県民の方たちもどこで受診をしていいか不安なところがある」
一方で医療用抗原検査キットの在庫が不足していて県には早急な対応を求めたいとしています。
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