弾丸の一部と判明も発射されたものか断定できず　金武町住宅での銃弾発見で　

金武町の住宅で銃弾のようなものが見つかった件で、警察は２９日見つかったの弾丸の一部と特定した上で、これが発射されたものかどうか断定できないとしています。

今月７日、米軍キャンプハンセンの演習場に近い金武町伊芸区の住宅で、窓ガラスが割れ、二重ガラスの内側から銃弾のようなものが見つかったもの。

鑑定を進めていた警察は２９日、見つかったのは弾丸の一部「弾芯」だったとした上で、発射された際に残る火薬や線条痕などの痕跡がなく、弾丸が発射されたものかどうか断定出来ないとした。

警察は今回の発表について、米軍のものである可能性を否定するものではないとして、今後米軍への照会を含めあらゆる可能性を持って調べを進めていくとしている。

伊芸区ではこれまでに米軍の演習による流弾事故が度々起きており、安富祖区長らは沖縄防衛局に対し事実を早期に解明するよう求めている。