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沖縄本島北部で相次ぐイセエビなどを狙った密漁 密漁防止へ連絡協議会を設立 

本島北部で横行するイセエビなどの密漁を撲滅するため28日、北部地域の漁協が連絡協議会を設立しました。

本島北部の沿岸ではイエセビやサザエなどを狙った密漁が相次いでいて、国頭漁協によりますとこの3年半で少なくとも69件、7月に入ってからも3件の密漁と思われる行為を確認しています。

産卵を控えたイセエビなどの密漁は資源管理の面でも影響が大きく対策を強化するため、北部地域や周辺離島の9つの漁協がきのう連絡協議会を設立しました。

▽国頭漁業協同組合村田佳久組合長
『国頭漁協単協でパトロールすることが限界だと感じていまして北部の漁協さんたち全体を巻き込んで密漁の対策を取れればいいなと』

連絡協議会では今後、海上保安庁や警察などと連携して密漁のパトロールを行うほか、販売ルートを撲滅するため仲買人や販売先に密漁による高級海産物を買わないよう呼びかけることにしています。

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