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世界初 イカ養殖技術開発 OISTの研究チーム

沖縄科学技術大学院大学OISTがイカの養殖システムの開発に世界で初めて成功しました。

OISTのジョナサン・ミラー教授率いる物理生物学ユニットのチームが開発したのは、ツツイカ一種であるアオリイカの誕生から繁殖までの飼育を可能にするもので世界初の快挙です。

これまで食用イカの養殖は技術的に困難とされてきましたが研究チームは10世代の養殖に成功しました。

研究者によると日本に生息するイカ類は1980年代から個体数が減少し始め、現在は最盛期の1割程度に落ち込んでいて新たなシステムの活用が期待されます。

ミラー教授は「ツツイカを何世代にもわたって持続的に養殖できることになる画期的な一歩となった」とコメントしています。

現在この技術の特許を申請していて今後は事業化を目指して活動を展開していくということです。

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