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悲劇から78年 対馬丸記念館に新たな遺影が加わる
学童疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の攻撃を受け沈没してから今月22日で78年となるのを前に、那覇市の対馬丸記念館には新たに犠牲者3人の遺影が加わりました。
太平洋戦争末期の1944年8月22日、学童疎開船「対馬丸」はアメリカ軍の潜水艦の攻撃で沈没し、判明しているだけでも1484人が犠牲になりました。
対馬丸の悲劇を伝える対馬丸記念館には、大田セツ子さん(当時50歳)大田有孝さん(当時5歳)眞喜志健一さん(当時7歳)の新たに3人の遺影が加えられました。
▽対馬丸記念館堀切香鈴学芸員:
『来館者の方がどういう方々が犠牲になってしまったかという実感もわかりやすくなります』『新しく追加という形で出来たことは良かったことだと思っています』
対馬丸記念館には今回の3人を含め404人の遺影が展示されています。
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