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県知事選告示 午前11時半までに3人が立候補
任期満了に伴う県知事選挙が25日に告示され、現職と新人2人のあわせて3人が立候補しています。
県知事選挙に立候補しているのは届け出順に
前の衆議院議員で新人の下地幹郎さん。
自民・公明が支援する新人の佐喜真淳さん。
県政与党勢力などが支援する現職の玉城デニーさんの3人です。
下地さんはオンラインで第一声を行いました。
▽下地幹郎候補
「26年間沖縄県民が争い続けているこの現実を私たちは解決していかなければならない。これ(普天間の機能)をすべて私たちは馬毛島に訓練を移す」
下地さんは普天間基地を軍民共用にして国際便の誘致することや、保育料と大学生までの授業料の無償化を訴えました。
佐喜真さんは那覇市の県庁前で出発式を開きました。
▽佐喜真淳候補
「毎年減額される沖縄関連予算県庁のトップに佐喜眞知事を誕生させていただきまして沖縄の未来をつくっていきたい」
佐喜真さんは普天間基地の返還を2030年までに実現させ、新型コロナの影響で打撃を受けた観光業へ1000億円規模の支援策を講じるとしています。
現職の玉城さんは生まれ育ったうるま市で選挙戦をスタートさせました。
▽玉城デニー候補
「辺野古に新基地をつくらせない。2期目に向けて今日の選挙戦から9月11日の審判が下る日まで私の政策を訴えてまいります」
玉城さんはこのほか1期目に掲げた公約のおよそ98%の事業に着手したと説明し、ひとり親世帯の子どもなどを対象とするバス通学費の無料化などこれまでの実績を訴えました。
県知事選挙は来月11日に投開票されます。
※繰り上げ投票の一部地域を除く
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