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日航機エンジン破損 ファンブレード「疲労破壊と推定」運輸安全委員会

20年日本航空機のエンジンが損傷し那覇空港に緊急着陸したトラブルについて、国の運輸安全委員会は25日、ファンブレードの微細な亀裂が定期検査でも見つからず疲労破壊に至ったとする調査報告書を公表しました。

20年12月、日本航空のボーイング777-200型機が飛行中にファンブレードの破断で左翼のエンジンが損傷し那覇空港に緊急着陸したもので、乗客と乗員は全員無事でした。

ファンブレードの破断について国の運輸安全委員会は報告書の中で、微細な亀裂が定期検査でも発見されることなく運航が継続されたため疲労破壊に至ったものと推定されるとしています。

エンジンを製造したメーカーでは検査の間隔を短くするとともに、新たな定期検査を追加する再発防止策を実施しています。

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