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OTV・琉球新報・JX通信社 県知事選挙情勢調査 序盤の情勢は

来月11日に投開票される県知事選挙について、沖縄テレビと琉球新報社、JX通信社は合同で選挙序盤の情勢を調査しました。現職の玉城デニーさんが先行し、前の宜野湾市長の佐喜真淳さんが追う展開で前の衆議院議員の下地幹郎さんは伸び悩んでいます。

任期満了に伴う県知事選挙にはご覧の3人が立候補しています。

沖縄テレビと琉球新報社それにJX通信社は今月26日から3日間、県内全域で電話による情勢調査を実施し、有権者1005人から回答を得ました。

これに沖縄テレビの取材を加味して分析した結果、選挙戦序盤の情勢は、玉城さんが先行し、佐喜真さんが追う展開となっていて下地さんは伸び悩んでいます。

玉城さんは社民・共産など国政野党の9割近くの支持を固め、佐喜真さんは自民・公明の支持層の7割に浸透しています。下地さんは日本維新の会の支持層から一定程度の支持を得ています。

一方、およそ2割弱が投票先をまだ決めていないと回答していて今後の情勢は流動的です。

投票する際に重視する政策については、基地問題と回答した人が37.9%と最も多く、次いで経済振興・雇用対策36.4%となっていてこの2つで全体の7割以上を占めています。

選挙戦の争点の一つ、普天間基地の移設問題の解決策については県外移設が27.6%と最も多く次いで国外移設が25.6%辺野古への移設が21.8%無条件での閉鎖、撤去が15.1%となっています。

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