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漁業とウミガメ保護の共存模索へ 久米島ウミガメ大量死
7月、久米島町の海岸でウミガメの大量死が見つかった件で、30日、町や漁協、観光協会などが対策会議を開きました。
久米島町で開かれた対策会議では、ウミガメの大量死について、多くのウミガメが刺し網漁の網にかかり、暴れる個体もいたため身の危険を感じた漁師がやむを得ず駆除したと漁協から報告がありました。
近年久米島周辺の海域ではウミガメの生息数が増えていて、漁に使う網や仕掛けが壊されるなどの被害が相次いでいたもので、会議ではウミガメの保護と漁業の共存に向けて議論を重ねる必要性を確認しました。
ウミガメがかかっても解きやすい網の導入や、大量のウミガメが網にかかった場合、役場の職員も一緒に対応に当たるなど再発防止を図ることも確認され、今後も継続して会議を開くことにしています。
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