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サンゴの白化現象深刻化 8月の海面水温過去40年で最も高く

石垣島や宮古島周辺の海でサンゴの白化現象が深刻化しています。

これは8月、石垣島の海で撮影された白化が進むサンゴ礁の映像です。

サンゴの保全活動を続ける大堀則子さんによりますと、7月下旬からサンゴの白化現象が急速に進んだといいます。

わくわくサンゴ石垣島大堀則子さん「石垣島の北西部の海は、米原海岸では8割くらいサンゴが白化している状況です」

サンゴの白化を引き起こす要因の一つが海水温の高さとされ、先島諸島周辺海域の8月の平均海面水温は30.1℃と、解析を始めたこの40年間で最も高くなっています。

県サンゴ礁保全推進協議会の中野義勝会長によりますと、サンゴの白化は沖縄本島周辺でも確認されていて近年で最も厳しい状況になりつつあると指摘しています。

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