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台風余波が続く沖縄 漁に出られず鮮魚が不足
沖縄地方に接近した台風11号の余波が続いています。
漁業者が漁に出ることができず水産物の供給が不足し南北大東島に生活物資を届けるフェリーの出港も延期されました。
那覇市の「泊いゆまち」では、台風11号の影響で多くの漁船が漁に出られず水揚量が減少したため魚介類の仕入れが難しい状況が続いています。
また7日は水曜日でせりが休みだったこともあり、半数近くの店舗が休業しました。
▽沖縄海鮮問屋・我喜屋維彰さん
「(台風で)商品自体がなくなっている。買いたくても買えないっていう状態、やっぱり辛いと思いますね」
7日から一部の漁船が出港していますが、どの程度水揚げされるかを見通すことが出来ず、台風前の状態に戻るのはしばらく時間がかかるとみられています。
また、南北大東島に生鮮食品や米などの生活物資を届ける貨客船「だいとう」は11日ぶりに那覇を出港する予定でしたが、海上がまだしけていることから8日へ延期されました。
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