ヤンバルクイナのリハビリ施設整備へ　国頭村で起工式

交通事故に巻き込まれたヤンバルクイナの回復のためのリハビリ施設が国頭村に整備されます。

国頭村安田で行われたヤンバルクイナのリハビリ施設の起工式には、環境省やヤンバルクイナの保護活動に取り組むＮＰＯの関係者が出席しました。

ヤンバルクイナが巻き込まれる交通事故は年間３０件ほど発生していて施設では治療を終えたヤンバルクイナが森に帰れるよう回復するまでのリハビリに使われます。

ＮＰＯ法人どうぶつたちの病院沖縄長嶺隆理事長
「不幸中の幸いですけど、（事故で）生き残ったクイナをなんとか野生に返すべく、この施設を使ってリハビリをしていきたいと思います。」

施設整備の費用はクラウドファンディングで集められ、およそ１週間で目標額の１０００万円に達しました。ヤンバルクイナのリハビリ施設は来年２月に完成する予定だということです。