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芭蕉布の人間国宝 平良敏子さん死去 101歳

芭蕉布の復興に尽力した人間国宝・平良敏子さんが9月、101歳で亡くなりました。大宜味村ではこのあと、告別式が執り行われます。

平良敏子さんは1921年に大宜味村喜如嘉に生まれ、織物の技術を学びました。戦時中は女子挺身隊として岡山県に渡りましたが、その後、喜如嘉に戻ると沖縄戦で途絶えかけていた沖縄伝統の織物「芭蕉布」の復興に尽力しました。

2000年には国の重要無形文化財「芭蕉布」の保持者「人間国宝」に認定されその後も後継者の育成などに力を尽くしました。

平良さんは13日、101歳で亡くなりました。告別式はこのあと正午から大宜味村で執り行われます。

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