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台風14号過ぎた南大東島は 農作物被害を懸念
大型で非常に強い台風14号は沖縄地方から遠ざかりおよそ7時間にわたり暴風域に巻き込まれた大東島地方では農作物への被害が懸念されています。
17日夜、暴風警報が解除された南大東島では今朝、暴風の被害を避けるために打ち付けていた板を外したり、飛んできた草木を片づける住民の姿が見られました。
南大東村の担当者によると、19日の朝に、島内で全体清掃が行われるということです。
人や建物の大きな被害は確認されていませんが、島の基幹産業のサトウキビは2週間前の台風11号でも大きな被害を受けたばかりです。
被害状況の確認はこれからですがさとうきび生産組合によりますと「60年ぶりの凶作になる恐れもある」ということです。
大東島地方ではきょう夜遅くまで強い風が吹く見込みで気象台は引き続き注意を呼びかけています。
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