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辺野古ゲート前の座り込み3000日に 市民ら「諦めない」

普天間基地の名護市辺野古への移設計画を巡り、反対する市民らがキャンプシュワブのゲート前で座り込みを始めてきょうで3000日となりました。

▽座り込みを続ける山城博治さん
「1人でも2人でも座り込みをして今の形を堅持することが出来れば工事は長く長く引っ張られる。そしていつか必ず断念に追い込む戦いになるだろうと思います」

キャンプシュワブのゲート前での座り込みは国が移設に向けて陸上部分の工事に着手した2014年の7月に始まりました。

座り込みを始めてから3000日となった23日、ゲート前には約200人が駆けつけ工事を強行する国に対し抗議の声をあげました。

▽参加者
「諦めないで命のある限り地道に続けたいと思います。長いようでまだまだ続くと思いますけど必ず勝利する」
「沖縄のこの声を聞いて下さい。3000日は私達の決意と叫びの時であり、これからも絶対続いていくことだと私は信じています」

辺野古沿岸部の埋め立て区域では土砂の投入が進んでいますが、大浦湾側で軟弱地盤が見つかったことで完成の見通しは立っていません。

県は国を相手に新たな訴訟を起こす議案を県議会に提出していて、今月26日の本会議で裁決されます。

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