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パートナーシップ制度を拡充「ファミリーシップ制度」

那覇市は性的少数者のカップルを公的に認めるパートナーシップ制度を来月1日から拡充します。

那覇市で2016年から始まったパートナーシップ制度では、戸籍上の性別にかかわらず互いを精神的、経済的に支え合う2人が人生のパートナーとして市に申請するもので、証明書が発行されれば市営住宅の入居申込や生命保険の受け取りができるようになります。

その一方で法的な効力はなく、同居する子どもなど近親者は一つの家族としてサービスを受けられないという課題もありました。

この問題を解決しようと那覇市は既存の制度を拡充し、来月1日からパートナーの近親者を家族として登録する「ファミリーシップ制度」を導入します。

制度に登録すると保育園に通う子どもの送迎が認められることや、子どもが病気になった際に病院から説明を受けることができるようになると期待されています。

城間市長は「多様な家族のあり方に理解が進んでほしい」と述べ、市として多様性を尊重する社会づくりに更に取り組む考えを示しました。

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