知念覚氏が出馬を正式表明　那覇市長選　「那覇の視点大事に」

今月２３日に投開票される那覇市長選挙に向け前の副市長の知念覚さんが２日、正式に立候補を表明しました。

▽知念覚氏
「コロナ禍で経済が打撃を受けた今こそ、心を一つに今後の街づくりを展望し、経済の活性化、市民福祉の向上、地域の発展の取り組みを急ぎ県都としての役割を果たさなければなりません」

自民・公明が推薦する知念覚さんは翁長雄志前知事が那覇市長を務めた当時から市の要職を歴任し、現在の城間市長の下で今年８月まで副市長を務めました。

知念さんは３８年間培った行政経験を強調し「那覇市の視点を大事にしながらコロナ禍で打撃を受けた市の経済を回復させていきたい」などと訴えました。

那覇市長選挙には翁長雄志前知事の次男で「オール沖縄勢力」が支援する前の県議会議員、翁長雄治さんも出馬を予定しています。