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OIST在籍スバンテ・ペーボ教授にノーベル生理学・医学賞に
今年のノーベル生理学・医学賞の受賞者にスウェーデン出身でドイツ・マックスプランク研究所のスバンテ・ペーボ教授が選ばれました。ペーボ教授は現在、OIST沖縄科学技術大学院大学で研究しています。
スバンテ・ペーボ教授は、遺跡などに残る古代の骨を用いたDNA配列を特定する方法を継続的に研究し、人類の進化に関する発見をしたことが評価されました。
ペーボ教授は2020年5月からOISTの教授を務めていて、八重瀬町で見つかった旧石器時代の人骨港川人の研究や沖縄戦の戦没者遺骨のDNA鑑定にも興味があると話していました。
ペーボ教授は新型コロナの重症化リスクを低下させる遺伝子がネアンデルタール人から受け継がれたという論文を発表したことでも注目されていました。
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