公開日
県漁連が泊魚市場で最後のセリ
那覇市の泊魚市場で40年あまりに渡ってセリを行ってきた県漁業協同組合が、糸満市に機能を移転することに伴い、7日最後のセリが行われました。
午前5時、鐘の音とともに仲買人たちの威勢のいい声が場内に響き、マグロをはじめミーバイなど新鮮な近海魚、あわせて33トンが最後のセリに掛けられました。
▽沖縄県漁業協同組合連合会上原亀一会長:
『42年間この場で流通の拠点としてセリ業務を執り行って参りました』『これまでありがとうございました。また今後ともよろしくお願いします』
1980年に開設された泊魚市場は施設の老朽化などに伴い、県漁連は2000年ごろから移転計画を進めていて、今月11日からは糸満漁港に設けられた新たな市場でセリを開始します。
いっぽう、那覇地区漁協は泊魚市場でのセリを続け、併設されている泊いゆまちも営業を続けます。
あわせて読みたい記事