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全長は4km!与那国島で巨大サンゴ礁見つかる

こちらの映像は与那国島の沿岸で見つかったサンゴ礁です。全長はなんと4キロを超えています。巨大なサンゴ礁に専門家も「貴重な発見」だと話しています.


テーブルサンゴやエダサンゴなど鮮やかな群生が広がる海。与那国島の北東の海域で見つかったのは東西4キロ以上、南北およそ500メートルに及ぶサンゴ礁です。

与那国町と九州大学浅海底フロンティア研究センターが実施した地形調査で明らかになりました。これまで衛星写真からは確認できなかった巨大なサンゴ礁で貴重な発見だと専門家は話します。

九州大学浅海底フロンティア菅浩伸センター長
「非常に多様な環境があって穏やかな海域に生息しているサンゴあるいはサンゴ礁の地形がみられる。」

周辺の海域は海水温が低く、与那国島に大きな川がないため土砂の流入がないこともこれほどのサンゴ礁を形成した要因とみられています。

「流れが速い与那国島にあって静かな海域。健全なサンゴ礁を観察して頂くことができる、そういう所が地域にとっても良い所だと思っている。」

菅センター長は貴重な自然を多くの人に見てもらいたいと話し、与那国島の新たな観光資源としても役立ててほしいと期待を寄せました。

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