私物のライフジャケット使い水難事故者を救助　警察から感謝状

恩納村の海岸で水難事故に遭った遊泳客を救助した女性に警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは宜野湾市に住む知名直子さんで、先月１９日に恩納村瀬良垣の海岸を訪れた際に助けを求める声を聞き、持っていた私物のライフジャケットを岩にしがみついていた男性にロープを使って渡し友人らと引き上げました。

またこの間に沖に流されていた別の女性も近くでサーフィンをしていた人と連携し救助しました。

知名さんは去年６月に同じ海岸で知人の家族が沖に流されて救助された経験から水難事故を防止するための啓発活動も行っています。

▽知名直子さん
「海のリスク、川のリスクだったり子どもと一緒に遊ぶ時のリスク管理をお母さんたちに伝えていったことが今回の（救助に）つながった」

警察は日頃から防災意識を持っていた事が今回の救助に繋がったと知名さんの行動を称えました。