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2年7か月ぶり中華航空運航再開 インバウンド需要回復に期待高く

インバウンド需要の回復に期待が高まります。こちらは新型コロナ流行前の海外からの観光客の数で最も多かったのは台湾、そして中国、韓国と続きます。そんな台湾と那覇を結ぶ中華航空の運航がおよそ2年7か月ぶりに再開されました。

25日午前、台湾から那覇空港に到着した中華航空の第一便。到着ロビーでは沖縄観光コンベンションビューローの職員やミス沖縄が横断幕を掲げて台北からの乗客およそ100人を出迎えました。

新型コロナの影響でストップしていた中華航空の運航再開は2年7か月ぶりです。

「4年前に沖縄に来てその後、コロナで渡航できず残念だった。やっとコロナが落ち着いたのですぐに来た。」

「台湾の人たちの沖縄旅行の熱は冷めていないので、早く航空券の価格が落ち着き、台湾の人たちが沖縄に来られるようにして欲しい。」

中華航空の定期便は25日から1日1往復運航されます。

新型コロナの水際対策が11日に緩和されたことで台湾や香港を結ぶLCC格安航空会社の定期便も再開されていて、12月には韓国の大韓航空が那覇とソウルを結ぶ便を週4往復で再開させる予定です。

こうした中でインバウンド需要の回復を加速させるため県内の主要な経済団体のメンバーが25日台湾へと出発しました。

県経済団体会議石嶺伝一郎議長
「早くピークの観光客数に戻すよう働きかけをしてくる。人的な交流ができる事を大変うれしく思っている。」

訪問団は台湾最大の経済団体と国際見本市や商談会、投資などの協力に関する覚書を締結する予定です。

ところで25日発表された県内の先月の入域観光客数は49万4700人で、新型コロナ以前の8割程度まで回復しています。10月は全国旅行支援がスタートしたことや海外路線が続々再開されたことで観光客数はさらに伸びる見通しとなっています。

特にインバウンドについて県は「円安を背景に海外客が訪れやすく消費額も伸びる」と期待を寄せています。

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