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未公開箇所で遺骨収集 旧海軍司令部壕 豊見城市

豊見城市の旧海軍司令部壕では一般に公開されていない場所で遺骨収集が行われていて見つかった戦没者の遺品などが悲惨な戦争の歴史を物語っています。

今月22日から遺骨収集をしているのは、京都府のNPO法人「空援隊」で、自衛隊員や学生らおよそ200人がボランティアとして参加しています。

豊見城市の司令部壕は150メートルに及ぶ未公開の坑道がありこれまでも複数回遺骨収集が行われました。

今回の収集作業では5日間で大腿骨や肋骨など複数の骨が見つかったほか、持ち主の名前が刻まれた印鑑や万年筆、医療品などが複数発見されています。

▽NPO法人空援隊・倉田宇山専務理事
「僕らの感覚でいうとまだ何千っていう遺骨がそのまま放置されている。遺骨っていうのが放置されている状態だから無くしたい。」

この遺骨収集は今月30日まで行われる予定です。

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