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2021年度の不登校が過去最多に
昨年度、県内の小中学校、それに高校で不登校になった児童生徒5200人あまりと過去最多だったことが分かりました。
文部科学省の調査によりますと昨年度、県内で学校を30日以上欠席した児童生徒の数は前の年度よりおよそ800人多い5286人で過去最多となりました。このうち小学生は1903人、中学生が2532人、高校生は851人といずれも増加しています。
不登校が増加したことについて県教育庁は「新型コロナの影響による休校で生活リズムが乱れたことや、家庭の経済的困窮が増したことが子どもたちの不安や無気力の要因になった」と分析しています。
一方、いじめの認知件数は1万1551件と、前の年度より600件あまり減少しています。
「教師と子どもたちの接触の機会が減り、いじめを把握できていない恐れもある」として県教育庁ではこの結果を学校現場に共有し児童生徒と丁寧に接していくよう周知する方針です。前年度1万2200件
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