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沖縄の発展に尽力した人々を称える

県の功労者表彰式が行われ地方自治や社会福祉、伝統芸能などの分野で力を尽くした20人にメダルと賞状が贈られました。

今年度の県功労者には国指定重要無形文化財「琉球舞踊」保持者の玉城秀子さんや、久高島と本島間を結ぶ定期船を運航し島の発展に尽力した内間新三さんら、13の分野で20人が選ばれました。

自治部門で受賞した東門美津子さんは衆議院議員や副知事、沖縄市長を歴任し、女性の政治進出の先駆けとなりました。

▽東門美津子さん(79)
「大田県政で女性の登用にものすごく力を入れて全国に沖縄から発信していった、それが今に繋がっている。そういう意味ではその中で少しお役に立てたかなという思いはあります」

平和・人権推進部門では自ら体験した沖縄戦の実相を語り部として多くの人に伝えている翁長安子さんが受賞しました。

▽翁長安子さん(92歳)
「(戦争の犠牲者を思うと)じっとしてはおれない気持ちが私を平和学習に関わらせてきたと思います。生きている限りは私の務めだと思っています」

それぞれの分野で力を尽くしてきた人たちに、会場から惜しみない拍手が送られました。

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