公開日
平良孝七が見つめた沖縄 戦後・本土復帰
戦後から本土復帰の激動の時代を見つめてきた写真家・平良孝七さんの作品を集めた企画展が県立博物館・美術館で開かれています。
大宜味村出身の写真家・平良孝七さんは、戦後の沖縄の様子や本土への復帰に向け苦悩する人々の姿を写真に収め、1977年には離島に生きる人々の生活を捉えた写真集「パイヌカジ」で写真界の芥川賞と呼ばれる木村伊兵衛賞を受賞しました。
復帰50年に合わせた今回の企画展では、戦後から復帰までの激動の時代を生きる人々を追い続けた作品259点が展示され、平良さんが間近で見てきた世代わりの様子を見ることができます。
▽県立博物館美術館・亀海史明学芸員
「どのように沖縄というものに向き合うべきかというか、残していくべきかすごい使命感を持っていた。世代を超えて若い人にも復帰を知らない世代でも知ることができるようなそういった企画展になればいいなと。」
企画展は来年1月15日まで開かれています。
あわせて読みたい記事