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犯罪捜査や行方不明者捜索に協力 ”嘱託警察犬”

一般の家庭や民間施設で飼育されている犬を犯罪捜査などにいかす”嘱託警察犬”を選抜する審査会が開かれました。

嘱託警察犬は一般の家庭や民間施設で飼育され日ごろから訓練を受けている犬に犯罪捜査や行方不明者の捜索に協力してもらうもので、審査会にはシェパードなど大型の犬からトイプードルなどといった小型の犬まで61頭が出場しました。

この中では「座れ」や「待て」の指示に従うことができるかどうかや、においを嗅ぎ分けながら犯人の足跡を辿ることができるかどうか審査されました。

▽県警察本部・安里秀明鑑識指導官
「犬一頭は十人の警察官に匹敵すると言われていますけどね。現場ですぐ動けて、そして一番いいのは犯人を探してくれる犬、またはいなくなった人を短時間で探してくれる犬というのを期待します」

県警によりますと、数年前には県内で子どもが行方不明になった際に近くの嘱託警察犬が出動して発見に至った事例もあったということです。

今年は40頭の犬が合格し、来年1月から1年間嘱託警察犬として活動します。

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