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普天間基地の排水流れる場所のマンホールから白い泡 有害物質を含むか調査

9日、宜野湾市で普天間基地からの排水が流れ込む下水道のマンホールから白い泡が噴き出しているのが確認されました。
市は排水にPFAS有機フッ素化合物が含まれていないか調べています。

9日正午頃、宜野湾市伊佐にある下水道のマンホールから白い泡が噴き出していると市に連絡がありました。

マンホールは深さが2メートル程で、普天間基地からの排水が流れ込む場所にあります。

このマンホールからは先月13日にも泡が噴き出しているのが確認され、市が排水を調べたところ国の暫定指針値を下回っていますが、PFOSとPFOA合わせて21ナノグラムが検出されました。

この時、アメリカ軍は「PFASが含まれる泡消火剤は使用していない」と説明したということです。

市は今回も排水を分析するとともに沖縄防衛局を通じてアメリカ軍に問い合わせています。

▽宜野湾ちゅら水会・町田直美さん
「下水道をどういうふうに普天間基地が使っているのかそれは今回調べないといけない。市民の安全を守るのは市の責任なので、(責任は)絶対あると思います。何を流していいよくないとかを市はちゃんと把握する義務があると思います」

PFASによる健康への影響を懸念する市民は、市が直接アメリカ軍に原因究明を求めることや、市が過去にこの場所で行った分析調査の結果を公表するよう求めています。

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