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低体重児と家族に思いを馳せ 世界早産児デーに合わせて展示会
今月17日の世界早産児デーに合わせて名護市では県内で早産で生まれた赤ちゃんの成長を紹介する展示会が開かれています。
世界早産児デーは早産に関する課題や子どもをケアする家族の負担について考えようと2008年に制定されました。
早産などで低体重で生まれた子が集う「やんばるちびっこの会」が主催した展示会では、赤ちゃんたちの治療の経過や成長、両親の思いなどを紹介しています。
沖縄は2500グラム未満の低体重児が産まれる割合が全国で最も高く、小さく生まれた赤ちゃんやその家族に思いを馳せてほしいと企画しました。
▽伊平屋島から来場した親子
「(出生時)403グラムですね、うちの子は。自分たちは離島に住んでいて、余計に未熟児が全然いなくて。先に大きくなっている子たちを希望や目標にできたらいいなと思って」
▽やんばるちびっこの会・石上朱美代表
「より多くの方に来場いただいて、早産とは何か、早産で生まれた子がどういったふうに育つのかと、多くの方に知ってもらえればと思います」
この展示会は今月20日(日)まで開催されています。
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