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門中墓の誕生祝い「年忌祭」 沖縄南城市・志喜屋

南城市の門中墓で12年に一度行われている墓の誕生祝い「年忌祭」が行われ、参加者が一門の礎を築いたウヤファーフジ(祖先)に感謝し、これからの繁栄を願いました。

南城市志喜屋集落の志喜屋大屋門中(シキヤウフヤームンチュウ)には1400人あまりが属していて、亡くなった人たちは70年前に作られた門中墓に祀られています。

寅年の今年、12年に一度の「年忌祭」が行われ、豚の頭や鶏などを供え唄を奉納しました。

▽志喜屋大屋門中・親川盛一さん
「先祖を奉る思い、これをしっかり持って(後世に)引き継いでいかなければならない。これからは規約をつくって、この門中の代表とか(決める)」

一門の礎を築いたウヤファーフジに感謝し、子孫の繁栄を願う大切な行事を未来につなぐため、門中を法人化して運営することも検討しているということです。

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