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有事想定の訓練活発に 与那国住民の受け止めは

与那国島では機動戦闘車が公道を走ったほかにも初めてアメリカ軍が自衛隊の駐屯地を使用し、有事を想定した訓練が活発化しました。
島の住民たちはどのように受け止めているのか現地で取材している記者が中継でお伝えします。

▽中継
機動戦闘車は正午ごろに与那国空港に運びこまれ駐屯地まで移動しました。

途中には住宅などが建ち並ぶ生活道路も走行していて、様子を見に来る住民の姿もありました。

訓練が始まる前には「守ってくれるのは自衛隊だから訓練は致し方ない」と話していた女性は、105ミリ砲を装備した機動戦闘車を目の当たりにし、「子どもたちが走りまわる住宅街で日常になったら怖い」と心境を吐露しました。

与那国島では今回初めてアメリカ軍も訓練を行いました。

島の人たちはいつもと変わらない日常生活を送っているようでしたが、有事となった際に大国の狭間にある国境の島がどのような事態になるのかを示したような光景に、不安を感じた住民がいたのも事実です。

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