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古琉球の文字資料「銘苅家古文書」などが国の重要文化財に

国の文化審議会は18日、古琉球の貴重な文字資料である「銘苅家文書」などを国の重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

国の重要文化財に指定されるのは、銘苅家文書と上江洲家関係資料、琉球国王朱印状の3つです。

銘苅家文書は、伊是名島出身の第二尚氏の祖、尚円の叔父の子孫にあたる銘苅家が「銘苅大屋子」に任命された際に琉球国王が給付した朱印状3通と、尚円生誕地を描いた絵図1通からなります。

琉球国王朱印状は、古琉球の宮古島に関する唯一の朱印状として、第一級史料と評価されています。

1905点からなる「上江洲家関係資料」は、王府から与えられた掛軸のほか、琉球王国による離島支配のあり方を伝える貴重な歴史資料です。

今回の答申を受け玉城知事は「大変嬉しく思います。資料を保管する博物館と連携し、文化財の保存・公開活用等に努めていきたい」とコメントしています。

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