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県内と県外で沖縄の基地問題の隔たりをどのように埋める シンポジウム開催
沖縄の報道について考えるシンポジウムが20日開かれ、県内と県外メディアとの間で、基地問題を初めとする認識の隔たりをどう埋めていくか話し合われました。
シンポジウムには県内の新聞やテレビ関係者のほか大学教授などが登壇しました。
沖縄タイムスで編集局長を務めていた与那嶺一枝さんは、沖縄問題に対する関心の低さを変えていく為には、今後さらに県外メディアとの連携を図っていく必要があると提起しました。
沖縄テレビの平良いずみキャスターは、有機フッ素化合物PFASなどによる水汚染の調査報道に際して、県外紙の記者とフリージャーナリストと協力して進めてきた事例を紹介しました。
▽OTV 平良いずみキャスター:
「(県外メディアからも)いろんな調査報道というものの知恵をお借りして、これからローカルメディアが生き残っていく、沖縄報道を全国に伝えていくためには」「横の連携を大切に伝えていくということが私たちが生き残る道なのかなと」
このほか、基地問題については県内でも年代や住んでいる地域で関心に差があることから、その溝を埋めていくために地元メディアも一層の努力が必要と話していました。
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