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古楚辺からの移転70年 現在のトリイ通信施設

戦後、アメリカ軍施設の建設のため住民が立ち退きを迫られた読谷村楚辺の70年間の歴史を振り返る企画展が開かれています。

沖縄戦でアメリカ軍の上陸地となった読谷・楚辺の住民たちは復興の最中、トリイ通信施設の建設のためアメリカ軍から立ち退きを命じられ1952年に現在の場所への移転を開始しました。

移転から70年に合わせて開かれた企画展ではかつての集落・古楚辺の様子を撮影した写真や当時の生活道具、移転後の人々の暮らしを収めた写真など地域の歴史を辿ることが出来ます。

「自分が生まれたところが強制的に移転させられたっていうので、思いがすごくあると思うんですよね移転させられた人にとっては。」「強制移住させられて70年っていう歴史を見ると(先人たちは)大変なことをされてきたんだなっていうのがよく分かりますね。」

企画展は27日まで楚辺公民館で開かれています。

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