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本土復帰を願って育んだ絆 国頭村と与論町が姉妹都市に

沖縄の本土復帰前、見えない境界線を挟んで交流してきた国頭村と鹿児島県の与論町が姉妹都市として提携を結びました。

国頭村と辺戸岬から23キロの距離にある与論町は戦前から親交があり、アメリカ施政権下には沖縄と本土が分断された北緯27度の見えない境界線で本土復帰を願う海上集会を開くなど、交流を続けてきました。

今年、沖縄の復帰50年を迎えたことを記念して姉妹都市の提携を結ぶことになり、21日に与論町で調印式が行われました。

▽知花国頭村長
「両町村の絆を深め交流に取り組むとともに後世に歴史を伝えていきたい」

国頭村と与論町は子どもたち同士の交流事業などを通して友好の歴史をつないでいくことにしています。

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