公開日
PFASの土壌基準の設定国に求める 宜野湾市議会
普天間基地に隣接する小学校の土壌調査でPFAS・有機フッ素化合物が検出された問題で宜野湾市議会は25日、国に対しPFASの土壌に関する基準を設けるよう求める意見書を全会一致で可決しました。
この問題は今年8月、宜野湾市の普天間第二小学校で市民団体が実施した土壌調査で3か所のうち2か所からPFASが検出さたもので、最も高いところではアメリカの環境保護庁が定める基準の29倍もの値になりました。
しかし現在、国内にはPFASの土壌に関する基準はなく、市議会では25日、早急に基準を定めるよう国に求める意見書が提案されました。
宜野湾市議会議会運営委員会宮城克委員長
「国は子どもたちへの安心・安全のためには早急にPFOS及びPFOAに関する土壌基準を設置し、調査することが望まれる。」
小学校の土壌汚染の原因を確認するため基地への立ち入り調査も求めた意見書は全会一致で可決されました。
あわせて読みたい記事