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3か月乳児死亡の認可外園に「閉鎖命令」

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今年7月、生後3カ月の乳児が死亡する事故が起きた那覇市の認可外保育施設について市はきょう改善勧告に従わなかったとして、この施設に閉鎖命令を出しました。

この問題は今年7月、那覇市楚辺の認可外保育施設「緑のすず乃保育園」で一時保育で預けられていた生後3ヶ月の男の子が心肺停止となり、その後死亡したものです。

那覇市は今年8月、この施設に対して園児の数に対し必要な数の職員を充てることや、乳幼児突然死症候群の予防に努めることなどを求めた改善勧告を出していましたが、施設は勧告に応じないまま「今後の経営の見通しが厳しい」として廃園を届け出ました。

那覇市は25日、「改善勧告に従わず、児童の福祉を著しく害する」などとして、同じ経営者が新たに保育施設を開設しようとしても処分を受けた記録が残るよう閉鎖命令を出しました。

那覇市は事故がなぜ起きたのか検証し、再発防止策を検討する第三者委員会を設置する方針です。

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