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旧日本軍司令部壕の保存に向けボーリング調査

首里城の地下にある第32軍司令部壕の保存公開に向けて、壕の位置の特定を目指すボーリング調査が報道陣に公開されました。

沖縄戦で旧日本軍の要衝となった「第32軍司令部壕」は、落盤や水没などによる劣化で現在立ち入りはできませんが、県は歴史の継承や平和を発信する観点から壕の保存・公開を目指しています。

全長1キロ以上にも及ぶ巨大な地下壕のうち司令部の中枢機能があった「第1坑道」の位置などをできるだけ正確に把握しようと、県は今月17日からボーリング調査を行っています。

▽県知事公室特命推進課・武村幹夫課長
「第32軍壕の中でも一番注目度の高い第1坑口は今後沖縄戦を語り継いでいく上で大切な戦争遺跡だと考えています」

県は来年2月まで調査を続け、壕の入り口「第1坑口」の位置の特定を目指しています。

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