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那覇軍港の浦添移設「確実に進める」知念市長が所信表明

那覇市の知念覚市長は28日に開会した市議会で所信表明演説を行い、那覇軍港の浦添西海岸への移設について「国と県と連携して確実に進めていく」と決意を述べました。

28日に開会した那覇市議会の定例会には先月の市長選挙で当選した知念市長が就任後初めて出席し、市政運営に当たっての所信を表明しました。

▽知念覚市長
「ポテンシャルの高い那覇軍港の跡地利用計画は、今後の那覇市のさらなる発展に向け私の心を躍らせる大きなプロジェクトでございます。地権者と足並みを合わせ国・県と連携して確実に前に進めてまいります」

このほか知念市長はコロナ禍で疲弊した地域経済や燃料費の高騰による物価高対策にも取り組むと決意を述べました。

那覇市議会の議会構成は市長選挙で支援した自民・公明の与党が多数を占めていますが、市長選の候補者選考をめぐり意見が分かれ自民党会派が分裂しました。

新たな会派「自由民主」の粟国彰会派長は「与党の立場に変わりはない」としながらも「政策や議案ごとに対応を見極めていく」と是々非々の考えを滲ませていて、知念市政の議会運営が注目されます。

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