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3年ぶりサイパン「おきなわの塔」参拝 旧南洋群島慰霊の旅 

太平洋戦争の最中旧南洋群島で犠牲となった県出身者の遺族が3年ぶりにサイパンやテニアンを訪れ犠牲者を追悼しました。

サイパンやテニアンなど旧南洋群島では太平洋戦争でおよそ1万2千人の県出身者が戦闘に巻き込まれて犠牲となり、う一つの沖縄戦と呼ばれています

現地を訪れている遺族らは4日、サイパンにある「おきなわの塔」を訪れ犠牲となった県出身者を追悼しました。

祖父母をなくした参加者の1人兼城次男(59)さんは「3年ぶりに現地で手を合わせることが出来て安心した」「戦後生まれ世代として遺族の思いをしっかり繋げたい」と話していました。

今回の旅は遺族の高齢化や新型コロナウイルスの影響で途絶えていた現地の慰霊祭が遺族の要望を受けて今年3年ぶりに実現しました。

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