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米軍リバティー制度を緩和へ 知念那覇市長が懸念と指導徹底を求める
アメリカ兵の公務時間外の行動を制限するリバティー制度が5日緩和された事を受けて、那覇市の知念市長は兵士による事件が多発している現状への懸念を伝え、隊員への指導を徹底するようアメリが軍に要望しました。
那覇市によりますと5日、キャンプ・キンザーの司令官ダグラス・バーグ大佐から兵士の深夜外出や飲酒を制限するリバティー制度を一部緩和したと電話で説明があったということです。
それによりますと、基地の外での飲酒禁止の時間を午前0時から1時間遅らせた午前1時から午前5時までとし、外出制限の対象については階級別から19歳以下に見直し、同伴者の義務付けもなくなったということです。
これに対し、那覇市の知念市長は市内でもアメリカ兵による事件が後を絶たないと懸念を伝えた上で隊員の教育を徹底するよう求めました。
リバティー制度は2012年に導入後もアメリカ兵による事件事故は起きていることから、実効性には疑問の声も上がっています。
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