沖縄の「おでん東大」女性店主を殺害した容疑で逮捕された２人はアート活動を展開していた

写真右：許田美香容疑者（盛哉容疑者のものとみられるＳＮＳより）
写真左：許田盛哉容疑者（２０１８年当時）


観光客にも人気の沖縄のおでん店の女性店主を殺害した容疑で逮捕された娘夫婦とはどんな人物なのか。

沖縄・那覇市にある人気店「おでん東大」の店主・長濱美也子（当時５８）さんを殺害した疑いで娘の許田美香容疑者（３４）とその夫の盛哉容疑者（３４）が逮捕された。

容疑者の夫婦は沖縄県内でアート活動を展開していて知られた存在だった。

美香容疑者は編宇途際（あみう・とぎわ）という点描画家として活動し、名刺には「おでん東大」の２階がアトリエだと記されている。

夫の盛哉容疑者もかつて違法風俗店が立ち並んでいた宜野湾市の元歓楽街にギャラリー「ＰＩＮＵＰ（ピンナップ）」をオープン。

アートで街を活性化させたいと活動していて、２０１８年５月には沖縄テレビのニュース番組でも取り上げた。

取材から２年後の２０２０年９月にギャラリーが火災で全焼し、オーナーの盛哉容疑者はクラウドファンディングで資金を募るなど再建に向けて取り組んでいた。