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「信念を貫く政治家だった」沖縄社会大衆党元委員長 島袋宗康氏死去

沖縄社会大衆党の元委員長で参議院議員を2期務めた島袋宗康氏さんが、今月老衰のため亡くなりました。96歳でした。

那覇市出身の島袋宗康さんは県議会議員を経て1992年の参議院議員選挙で初当選し2期12年務めました。

沖縄の平和運動などをけん引した社大党の委員長を1989年から15年あまり務め、県内の革新勢力の取りまとめにも力を尽くしました。

親族によりますと、島袋さんは今月9日に老衰のため亡くなったということです。96歳でした。

島袋さんを「政治の師」と仰ぐ元参議院議員の糸数慶子さんは、「父親の様な素朴な人柄で誰からも好かれる存在でしたが、政治の場では基地問題をはじめとする沖縄の不条理を解決するため信念を貫き通す政治家でした」と死を惜しみました。

告別式は13日午後2時から浦添市のいなんせ会館で執り行われます。

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