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普天間第二小学校に米軍ヘリ窓落下事故から5年 事故の記憶を継承する全校集会

宜野湾市の普天間第二小学校にアメリカ軍のヘリコプターから窓が落下して5年となる13日、学校では事故の記憶を継承する全校集会が開かれました。

2017年12月13日、普天間第二小学校の運動場にアメリカ軍のCH53Eヘリコプターから重さ8キロの窓が落下しました。

事故当時、運動場では、およそ50人の児童が体育の授業を受けていました。

小学校では13日、大惨事となりかねなかった事故の記憶を継承するため全校集会が開かれ、およそ570人の児童が参加しました。

このなかでは、沖縄が本土に復帰して50年が経過してもなおアメリカ軍機が学校周辺を飛び交っている現状を振り返りました。

▽普天間第二小学校大村朝永校長:
『ありえない事故だしあってはいけない事故だと思います』『子供達が思っている平和を自分達でつくって社会をつくっていける人になっていってもらいたいと思います』

子どもたちが安全に学べる環境を求める声をよそに、アメリカ軍機は13日も学校周辺の上空を飛び交っています。

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