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工事現場で不発弾から白煙上がる 沖縄戦当時の黄リン弾自衛隊が回収
13日嘉手納町の工事現場で不発弾から白い煙が上がり、煙を吸った作業員1人が体調不良を訴え病院に運ばれました。
13日午前9時半ごろ嘉手納町水釜で水道工事の掘削作業中に不発弾1発が見つかり、白い煙があがりました。
見つかったのは沖縄戦当時のアメリカ製81ミリ迫撃砲弾・黄リン弾でその後、漏れ出た液が空気と反応し破裂音とともに勢いよく煙が上がったため、消防と警察も退避を余儀なくされました。
「消防以外の方後ろによりましょうか!」
撮影した水野崇司さん
「音はちょっと籠ったような音大きな音がして火花が上に散ってそれから煙(煙は)化学的な臭い。普段一度も嗅いだことのない臭いでした。」
この煙を吸った作業員の30代の女性が体調不良を訴え病院に運ばれましたが命に別状はありません。
その後、黄リン弾は自衛隊に回収され、安全が確認されたことから警察の交通規制も午後1時までに解除されました。
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