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PFAS汚染 米軍基地立ち入り調査や法規制求める 沖縄
人体に有害な有機フッ素化合物・PFASの血液調査を実施した市民団体が沖縄防衛局にアメリカ軍基地内への立ち入り調査とPFASの規制を法律で定めるよう求めました。
26日、沖縄防衛局を訪れた市民団体のメンバーはアメリカ軍基地周辺の住民の血液からPFASが全国平均よりも高い値で検出されたことを伝えその汚染源である可能性が高い基地内への立ち入り調査を求めました。
これに対し、小野局長は・・・
▽小野沖縄防衛局長
「PFOS等の検出と在日米軍施設との因果関係について、現時点で確たることを申し上げるのは困難であることをご理解いただきたい」
小野局長は従来の見解を繰り返した上で「県民の不安は真摯に受け止めている」と述べました。
また、27日、照屋副知事を訪ねた市民団体のメンバーはPFASの規制を法律で定める事などを国に求めるよう要請しました。
県としてしっかり取り組みたいと応じた照屋副知事に対し市民からは、汚染の実態解明のため下水道の汚泥の調査を求める声も上がっていました。
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