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「沖縄そば」で年越しそば 製造ピーク
大晦日を前に県内の製麺工場では年越しそばの製造がピークを迎えています。
糸満市のサン食品では今月の26日から工場の従業員を臨時で20人増やし、24時間体制で年越しそば用の沖縄そばを製造しています。
今年は沖縄そばに欠かせない小麦や食用油の仕入れ価格が上がったほか、工場の稼働に必要な重油などが高騰し、一部の商品に価格転嫁せざるを得ない厳しい1年となりました。
一方、観光業の回復に伴いホテルや飲食店の需要が戻りつつあり、明るい兆しも見えてきました。
サン食品製造部の玉城勲課長は「家族で一緒に絆を深めるような形で沖縄そばを食べて来年希望の年になれるようにいい年越しを迎えてほしい」と話しました。
サン食品では30日までに去年よりも5万食多い65万食を県内の量販店や専門店に出荷します。
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